ステンレスキッチンのこと

先日嬉しいお便りをいただきました。その中でステンレスキッチンのお手入れについてのお話があったので、今日は実際に日々使っている私の感想や、お手入れ方法について書いてみたいと思います!

ステンレスキッチンのアピールポイントとして、“プロが使う業務用キッチンはどれもステンレス。丈夫で手入れが楽だからです”といわれる事があると思います。確かにステンレスは熱に強く、水や油をこぼしても決して吸い込んだりしないし、とても錆びずらい素材だから、それは本当だと思います。きっと長く使えますね。

では困った点はないかといえば、そんなことないと思います。一番は細かいキズが付きやすく、それがわりと目立つ事でしょうか。ものを置くところは、普通に使っていても細かいキズがどんどん付いてしまいます。もうたくさん付いているので今はちっとも気にならないのですが、新品のときはやっぱり気になりました。

それとステンレスは、水垢(水の中に含まれるミネラルが白く固まったもの)もけっこう目立ちます。白っぽい色の素材だったら あまり目立たないと思うのですが、ステンレスは白くないので目立ってしまうのです。なので、よくお手入れ方法に “使用後水分は必ず拭き取って下さい” と書いてあります。(私はこのひと拭きができないのです…)

それからついでに手垢も目立ちます。目立つのは手がよく触れる引き出しの取っ手辺りです。斜めからみたとき、特に気になりました。

というように、いくつか欠点を挙げましたが、どれも見た目のことで、丈夫さとは違うことです。レストランの厨房など、見せるための場所ではないから、こういうことはあまり重要ではないのかもしれません。

さて、では私の対策法ですが、キズについては仕方ないことなので気にしないことにしました。水垢はナチュラルクリーニングで知ったクエン酸で対応しています。手垢については正しいかどうか分からないのですが、こんな方法でお手入れしています。

(左上に続く)


このキッチンは表面にヘアラインという仕上げがしてあります。髪の毛のような細いラインが一定方向で刻まれているため、鏡のような映りこみはなく、光を柔らかく反射する仕上げです。この仕上げはつるつるの鏡面仕上げより手垢が目立ちにくいですが、逆に手垢をきれいに拭き取るのは大変なことが分かりました。細かい隙間に油分が入り込んでしまい、なかなかすっきり取れないのです。

どうしたものかと思っていたとき、メーカーさんがちらっと言われた、このキッチンのお手入れ方法のことを思い出しました。確か「汚れる前に薄くオリーブ油などを塗っておくいう手もあります」とおっしゃっていたような…。

手垢がついてしまった後ですが、ちょっとやってみることに。ティッシュに油を含ませて、扉に薄く伸ばしていきました。すると油がヘアラインに浸透して手垢も拭き取れたんだか馴染んでしまったのだかで目立ちません。

全体的に伸ばしたら、余計な油をダスターでよく拭き取りました。すると、どの角度から見てもきれいでいい感じです! 油で拭くなんて、逆転の発想 !?ですね。何度かやっていますが、特に不都合はないので、手垢対策はとりあえずこの方法でいこうと思っています。

きれいになると嬉しいものですよね。長くなりましたが、以上 お手入れのお話しでした。

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